滋賀県では知事選挙が告示され、7月13日に投開票が行われます。これに向けて、『京都新聞』では「私流ふるさとへの視点 7.13滋賀県知事選」という連載が6月28日から始まりました。「湖国ゆかりの人たちに独自の提言を語ってもらう」という企画です。
その第一回(三回連載のうち)は姫野さんで、見出しは「「びわこ県」発想に大胆さ」とあります。姫野さんの提言は、滋賀県は高齢者福祉が行き届いているが、特別養護老人ホームやグループホームについては、新築マンションの各階をグループホーム、食堂・風呂などの共同施設、保育所・学童クラブ、学生用などとして、若者とお年寄りが交流できるような在り方ができるような柔軟な発想が欲しい、公立図書館は新刊本やベストセラー本を揃えて書店の営業を妨害しており有料化の検討が必要ではないか、滋賀県の知名度は最下位であり「びわこ県」に変えるくらいの大胆な発想があってもよい、というようなことでした。
さて、図書館についての姫野さんの提言には、滋賀県が2002年には県民一人あたりの貸出冊数と蔵書冊数が全国一位になったという前提があるものと思います。図書館を日々利用している者としては、有料化には抵抗があります。ただし、現在の図書館は、リクエストが殺到すると、それに応えるために同じ本を何冊も、時によっては十冊ほども購入するという傾向があるのは事実で、これには姫野さんと同じく大反対です。そのために、ほかの必要な本が購入できないということになります。ベストセラー本や○○賞受賞本を読んでみたい、というより見てみたいという思いは誰にでもあるとは思いますが、図書館への予約が百人を越えるというのは異常です。本当に読みたければ購入すればよく、お金の支出を抑えたいなら、金額に応じて一人頭百円を出せる人、二百円まで出せる人が共同購入すればよいのではと思います。予約を待っている間に次の話題本が出て、ようやく順番が来た時には興味は失せているでしょう。
「びわこ県」については、姫野さんのユーモアだと思います。それ以前に「琵琶湖があるのは滋賀県」ということをもっと宣伝することが必要です。滋賀県庁やNHK大津放送局が固有名詞の「琵琶湖」ではなく、「びわ湖」などという言葉を常に用いているようでは話になりません。「びわこ」と「びわ湖」とは違います。まさか、静岡県や山梨県では「ふじ山」などと表記してはいないでしょう。長くなりました。
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