「青春とは、」読書会
気に入ったフレーズと気になったフレーズです抜き書きは正確に
何ページかも書いていただけるとありがたい
コメントはありなしどちらでもオッケーです
大きなネタバレになる部分は今日は勘弁してください
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P153
「ケープコッドの灯台に近い東海岸の町を舞台にした少年時代をふりかえる秀逸なアメリカ文学」
どなたかこれわかりますか? もしかして「ライ麦畑で〜」?
P163の9行目
私のしくじりは、以下8行の文(長いので省略)
男と女の任務の違いが明確に示されていて、ふむふむと納得。
P107 3行目
「青春とは、注ぐべきエネルギーを、注がずともよいポイントに、注いでしまうことかもしれない。」
後世に残る格言ですね。
p159「真性共学の異性生徒間には、「恋愛感情は介在しないが、異性であることで、同性同士より遠慮や気遣いをしなくてすむ、動物や昆虫の♂と♀が敵対しないようなレベルに近い平和な間柄」が、頻繁に生じる。」
共学では緩やかに同じ時間を過ごすので
男が集まるとマウンティングする奴が出てくるのでめんどくさい
高校の時、清少納言タイプ3人組と仲良くしていました
本をたくさん読んでテレビでやった映画全部見てるような4人だったので
香鑪峰の雪みたいなジョークが通じて面白かった
理系だったのに
何気に百田尚樹さんの「風邪引いた...」のツイートに、以下のリプライを送りました。
「お大事にしてくださいね。先日文藝春秋社から発売された姫野カオルコさんの『青春とは、』という小説の第4章は、「叶うなら百田尚樹に話したい」という出だしで始まるものでした。おもろかった。
興味引いて読んでくれないかな?
!!
参戦しまーす!
気に入ったフレーズはずばり、二つ。
1)30ページ
「ぜったいだ、ぜったいだ、ぜったいだ」
2)64ページ
どこからともなく確実に漏れて、漏れているのに表面上は漏れていないようにしているという、P&Gのウィスパーナプキンのような社交が・・・・・
→そこから度々登場する”ウィスパーな”
1)は、律子を連想しました。自分に言い聞かせるような、憤慨しているような、理不尽なものを直視しないような防御策として呟いているような、悲しいような、エネルギッシュな、、、こんなセリフがとても印象的でした!!
2)は、真剣な描写の中に、ギャグっている、というか皮肉っている感じが私には感じられて奥深いなあ、と思い大好きな文章のひとつです!
P247
(滑稽なことじゃないんだ。赤いちゃんちゃんこは)から、は、ほんとうにほんとうに痛感します。
滑稽なことじゃないんだ。赤いちゃんちゃんこは、
に痛感するは、私も同感です!
P234
小日向くんのことで気を利かしたのを見込んで
こういったフレーズを読むと心がキュッと悲しくなります。サービス精神旺盛(無意識に)になりすぎてるよー!でも、自分ではそう思ってないんだろうなーってメイコに言ってあげたい。昔の自分を見てみるみたいでした。
気に入ったフレーズ、もう一つありました!!(連投御免なさい)
P249
「でも、いてくれ。いなくならないでくれ。」
この歳になってくると、この気持ちがとても深く、激しく心に洗われるようになりました。特に、今自分が親の介護をしているから強く思うのかもしれません。大変だ、辛い、疲れた、先が見えない、東京の家に帰っても自分の居場所がない、などと思っても
「でも」なんですよね。お友達も、親も、飼い犬も「いてくれ」なんです。「いなくならないでくれ」です。
バスに「誰と一緒か」気にしないで乗り込むクラスって、ほんとに素敵。
普通、無いです。バスで誰の隣になるか、なんて女子にとったら、死活問題。
素敵なクラスだなー、って、憧れます。
気になったフレーズ
[1 秋吉久美子の車、愛と革命の本]
小梅さん指摘の「ぜったいだ、x3」
の数段落後
「もしや、恐怖の規模はずっと小さくなろうとも、しくみとしては同じような現象が、のどかな日常社会でも、ひゅっと点いてしまうのではないか。」
小集団で暴走する狂気の事だと思うのですが、この「ひゅっと点く」は、ロウソクの炎みたいな対象に使うように思え、前段落の「連合赤軍山岳ベース事件」→キャンプ→ロウソクという連想から来る…のでしょうか?でもロウソクはヒュッと消えることはあっても自動では点かないし…どなたか解説・別解釈あればお願いします。
p31: ひゅつと点いてしまう
揮発性の高いガソリンがこぼれた所に、マッチの炎を近づけただけで火がついてしまうような、「引火」の文字通りのニュアンスを感じました
何もなさそうなところに、ささいなきっかけで火がついて燃えだしてしまう。
>>745
p30
>「ぜったいだ、ぜったいだ、ぜったいだ」
> スッスッハッハ、スッスッハッハのリズムで、日の沈んだ暗い二月の霰降る道を、私は漕いだ。父親の命令は上官の命令。絶対なのである。軍鶏150gを買いに絶対に谷さんの店へ行かねばならぬのだ。
(中略) 私自身、わからないのである。なぜ、こんなギャグめいた閉塞に、ひとことも異を唱えず、身を縮こまらせていたのかが。
……
ここは、スッスッハッハのリズムで、「 ゼッ・タイ・ダ・、」「 ゼッ・タイ・ダ・、」(父親の命令は)と、延々と頭の中で唱えながら自転車をこいでいるところで、
父親に盲従する子供の描写だと私は読みました
・
P131
私は自慢したいほど狭量だ。狭い心は、もう何人かで(美しい女子生徒や女優や好きな作家や仲のよい友人など)、もういろいろな事項で(読んだ本やTV洋画劇場で見た映画など)、もうトラブルで(つねに家の中で発生し、家の人が呻く)、すでに占められており、その隙間に授業やテストについてを入れると、ぎゅう詰め状態なのである。
分かるわあ…まさにそうであった
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〉No.717の「アメリカ文学って?」の質問。
P153
「ケープコッドの灯台に近い東海岸の町を舞台に
した少年時代をふりかえる秀逸なアメリカ文学」
って?
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これは、単なる形容です。
特定の作品はありません。
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