おなまえ Eメール タイトル コメント 参照先 アイコン ガラスの靴 プリンセス ねこ 白にゃん ハムちゃん かっぱ 忍者 小悪魔ちゃん モアイ君 もふもふ あらいぐま 天使? [アイコン参照] 暗証キー (英数字で8文字以内) 画像認証 (右画像の数字を入力) 文字色 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
お早うございます。本日発行の滋賀県広報誌『滋賀+1(滋賀プラスワン)』5・6月号の巻頭「湖国をeye(あい)して」は、姫野さんです。滋賀県の思い出を語っておられます。朝刊の折込で来るので、朝から嬉しさと驚きで早々にお知らせした次第です。滋賀県のホームページでも読むことができます。 http://www.pref.shiga.lg.jp/d-book/koho/plus1/2014_05-06/ 「姫野カオルコさんのサイン入り書籍をプレゼント」とあるけど、ほんまやろか? 「書店で買うて下さい」と違うんかな? と、またオドロキ。姫野さんが本を開いて見せているサインの文面がよく読めないのが残念です。「一流の人が」云々とあるようなんですが。何と書いてあるのかがわかる方がいたら教えて下さいね。
はじめまして。佐藤(ハンドルネーム:とむ)と申します。2月20日の直木賞授賞式の時に参加して、ロクさんをはじめ何人かの方と知り合いになれました。また3月2日の「芥川賞・直木賞フェスティバル」でも、姫野先生のインタビューを聴きに行って、またお声がけいただいたので、こちらにお邪魔しました。姫野ファンとしてはまだ新参者で、小説を読んだのは3年前の「リアル・シンデレラ」が最初でしたが、とても感動して、生まれて初めて作家にファンレターというものを出してしまいました。今後ともよろしくお願いいたします。なお、自分のHPの中に書評のコーナーも持っていますので(最近更新がおくれがちですが)、お暇な方はのぞいてみてください。それでは、また。
Re: はじめまして - とむ 2014/03/06(Thu) 22:21 No.257 あ、自分のHPの書評コーナーURLは次のとおりですhttp://www2.odn.ne.jp/scheduling/Rec.htm Re: はじめまして - 楊 2014/03/07(Fri) 01:54 No.258 とむさん、はじめまして。amazonの「昭和の犬」レビューが評判の楊と申します。とむさんのリアル・シンデレラ評拝読しました。やっぱり、とむさんも自然科学系なのですね♪(姫野マニア男性=理系多しの法則)週刊ブックレビューで中江有里さんが「ラストがねっ」とにっこり微笑んだのを思い出しました。あれは、とむさんが指摘されている主人公倉島泉の不思議さに感動を覚えた様子だったのだな。と理解が深まりました。現実と不思議さで小説の領域を広げたとも言えますね>「リアル・シンデレラ」 Re: はじめまして - ロク 2014/03/08(Sat) 22:40 No.259 とむさん、こんにちは。いらっしゃいませ。(自分のサイトではありませんが^^;)授賞式やフェスティバルではありがとうございました。とむさんのサイト、拝見させていただきました。書評、プロはだしですね。読んでみたいと思う本がたくさんありました。「リアル・シンデレラ」や「すべての女は痩せすぎである」の書評も「そう、そう」と思う所が多数でした。これからもよろしくお願いします。 Re: はじめまして - とむ 2014/03/09(Sun) 17:16 No.260 楊さん、ロクさん、レスポンスありがとうございます。これからもよろしくお願いします。 Re: フェスは良かった - なつせ 2014/03/10(Mon) 08:23 No.265 なつせです。先日は黄緑のフリースを着ていました。私も姫野さんの作品を読んで、初めてファンレターを書きました。すごく訴えるものがありました。今後もよろしくお願いします。先日のレポが「姫野カオルコのファンのブログ」にあります。http://hinenofan.hatenablog.com/ Re: はじめまして - とむ 2014/04/20(Sun) 17:35 No.313 遅くなりましたが、「昭和の犬」の読後感を、自分のHPの書評コーナーに書きました(^^)http://www2.odn.ne.jp/scheduling/Rec.htm#anchor2064782それにしても、"Perspective kid"って副題、どういう意味なのか・・ Perspective kid - 楊 2014/04/28(Mon) 22:12 No.328 とむさん、拝読しました。僕は、Perspective kidをほとんど意識せずに読んでしまいました(^_^;)思想小説をベールにくるんでいるのではないか、との指摘には、あらためて「なるほど。」と思いました。その思想とは、僕はインターネットが普及して、なにかと他人を評価する人が増えている中で、評価するのではなく、受け入れることの大切さを提示されたように思いました。
明日は、姫野さんが「ジョブチューン」という「新型職業情報バラエティ」番組に出演されるとのことで、是非とも観なければという気持ちはあるのですが、私はこの「バラエティ」と称するものが苦手なのです。予告編を観ましたが、やはり、これを2時間近く観るというのは、忍と耐の二文字をもってしても無理。姫野さんも販売促進のために出演されたものと推察しますが、どなたか、姫野さんの出演箇所だけが観られるように編集をして貰えないものでしょうか。著作権で無理ですか。 なお、NHKラジオ第一放送の「日曜バラエティー」は、歌あり、コントあり、漫談ありの番組で、これはわりと聴くほうです。
追記 - 櫻井 2014/04/26(Sat) 22:12 No.322 こんばんは。結局、最初から最後まで観ました。姫野さんがペットボトルで水を飲んでおられるところもちらっと映ったので、やはり喉が痛いのを我慢されていたのだなと思いました。 お話を聴くことができて良かったです。 Re: 姫野さんのテレビ出演 - 都子 2014/04/27(Sun) 14:52 No.326 録画してたのを観ました。「直木賞作家」というものは巨万の富を手にしてウハウハだ、というようなイメージを持たれていた方たちには、小説家の意外な実態!と思われたかも知れないですね。楽しかったです。ヨーロッパに行くのを「イヤですー」っておっしゃっている姿が何だか可愛らしかったです。
消えてしまいましたが、楊さんのカルト問題の答えだけ。◯「見かけの速度」の求め方◯色つきの男でいてくれよ実はすぐわかっていました。出題としては少し反則気味なので消されたのかなと思いました。
枕(カルト版)2 - 楊 2014/04/26(Sat) 09:09 No.319 50代会社員さん、正解です。> 実はすぐわかっていました。とは、凄すぎっ(>_<)/レスポンスしやすいように「一題ずつ」が良いかな、と思い返し、書き換えました。カルト版は、雑誌に載っただけ、とか、アンソロジーだけに掲載されているだけ、とか、文庫に収録されていない短編とかかな。と考えて出題してみました。例えば「タイムトリッパー」を出題して答えられる人がいたらビックリです。では、カルト問3「彼女にすっかり犯されていた。それに気づいたのは愚かなことに、別れてからだった。」これ、マニアなら、やっぱりすぐわかっちゃうんでしょうね。 Re: お訊ね - 櫻井 2014/04/26(Sat) 16:57 No.321 こんにちは。もちろん、まったくわかりません。ところで、楊さん。「タイムトリッパー」とあるのは、「タイム・ストッパー」でしょうか。国会図書館で複写をして貰いました。 Re: カルトな問題 - 都子 2014/04/26(Sat) 22:47 No.323 カルト3 「スワンの涙」だ!彼女の名はニコラですよね。手元にないから(田舎にある)うろ覚えですが。タイムトリッパーは「私小説 タイムトリッパー」ですね。 Re: お詫び - 櫻井 2014/04/27(Sun) 08:50 No.324 都子さんにはご指摘を戴き有り難うございます。楊さんにはお詫びを申し上げます。姫野読者歴わずか数年の浅はかな知識で思い込んでしまいました。 「スワンの涙」は読みましたが、冒頭まで憶えていません。
こんにちは。ジキル古賀さんとはやしなつせさんが、ともに直木賞贈呈式での姫野さんのスピーチ全文を掲げて下さり、大変に有り難いことと感謝しています。ところで、姫野ブログ(2014.02.23.)に「直木賞贈呈式ニュース動画」が紹介されていて、スピーチの一部を聞くことができるのですが、上記のスピーチ全文とは異なるところがあるのです。例えば、「好みじゃない私の小説」が「好みじゃない私の作品」、「マイナーなセンスの読者への贈り物」が「あと、マイナーなセンスの読者のお陰」などです。古賀さんのものとなつせさんのものとが同文であるので、余計に気になります。ご教示を賜れば幸いです。
追記 - 櫻井 2014/03/18(Tue) 07:25 No.287 古賀さんやなつせさんは、スピーチを録音されて、それを文字起こしされたのでしょうから、私が「直木賞贈呈式ニュース動画」を聞いてスピーチの一部だと思ったものは、実はスピーチではなかったということでしょうか。それとも、古賀さんやなつせさんが文字起こしされたものは、姫野さんが用意されていたスピーチ原稿で、実際に姫野さんが話された時には、原稿を暗記されていたわけではないので、少し変わってしまったということなのでしょうか。 配布された原稿か - 櫻井 2014/04/12(Sat) 15:36 No.308 先日の小保方晴子女史の記者会見を報じた新聞各紙は、会見前に配布された「コメント」全文を掲載していましたが、テレビ報道で本人の口から語られていたものとは若干の違いがありました。 ああ、そうなのか。ジキル古賀さんとはやしなつせさんが掲げて下さった姫野さんの直木賞贈呈式でのスピーチ全文も、同じように配布されたものであったに違いないと思うに至りました。配布されたものでなければ、姫野さんが個人的に原稿の写しをお渡しになったものなのでしょう。 楊さんによれば、記憶ではないかということですが(No.296)、そうであればジキルさんのものとなつせさんのものが一言一句違わないということは、ジキルさんとなつせさんが同一人物でない限りありえないと思うのです。 なつせさんも、それならそうと一言教えてくれれば良いのに水くさい、と思いますが、もちろん、一面識も無いのに水くさいとは無礼千万。答える義務などありません。そんなこともわからんのですよ、新参者は。試されているのでしょうか。やはりファンではなく読者に過ぎないと思うこのごろ。道遠し。 「ぶっつけ」だそうです - 櫻井 2014/04/24(Thu) 19:35 No.314 何度も申し訳ありません。本日(2014.04.24.)の姫野ブログによると、贈呈式のスピーチは「ぶっつけもぶっつけ」とのことで、ジキルさんやなつせさんが文字起こしをされたスピーチ全文は姫野さんの原稿によるものという推測は、みごとにはずれました。ということで、やはり謎は謎のままです。はい。
先日、「直木賞贈呈式スピーチの謎」についてお訊ねを致しました(2014/03/16 No.284)。文字起こしの労を執られたなつせさんからはすぐに説明を戴けるものかと思っておりました。また、同式に出席された方々からも何らかの意見があるものと期待しておりました。同式とはまったく縁のない地方在住者の素朴な疑問です。よろしくお願いを申し上げます。文容堂書店に相談しようにもつてはありません。 さて、生活圏近傍でようやく「受難」が上映されることになり、気を取り直して京都みなみ会館に行って来ました。何年ぶりでしょうか。もっぱらの関心は、姫野さんがどの場面に出演するのかということですが、お姿を確認することができて大いに満足しました。みなさんは、勿論すぐにおわかりになりましたよね。
記憶なんじゃないかな - 楊 2014/04/04(Fri) 22:39 No.296 櫻井さん、記憶から起こしたものだと思いますよ。ぼくのNo.246も記憶ですが、これはだいぶ飛んでますね(^_^;)映画「受難」は、原作の精神が監督や俳優にもよく理解されている点も感激でした。 Re: 楊さん有り難う - 櫻井 2014/04/12(Sat) 15:39 No.309 楊さん有り難う。配布された原稿ではないかと推察します。別記(No.308)をご覧下さい。
ここ数年来の姫野読者です。先日は楊さんからご教示を賜りました。昨年秋から「姫野ブログ」に毎日目を通すことが習慣になっています。さて、姫野作品を少しずつ読むにつれ、「姫野さんは、今は何を書いてはるんやろ」「今はどんなことに感心を持ってはるんやろ」ということが気になってきます。ジキル古賀さんの公式サイトや、こちらのはやしなつせさんのサイトも拝見しましたが、手掛かりがありません。小説家(作家)というのは、小説なり、エッセイなりを書いて、それを発表することで収入を得ているのでしょうから(テレビ番組のコメンテイターというのをやっている人もいるようですが)、毎月は何かに書いている筈だと思うわけです。ご教示を戴ければ幸いです。もちろん、『オール読物』3月臨時増刊号は読んでおります。
Re: 姫野さんの最新作情報 - なつせ(管理人) 2014/03/13(Thu) 00:27 No.270 「昭和の犬」の元になった連作短編は、版元幻冬舎の文芸雑誌パピルスに連載されていました。が、姫野さんは単行本化するときに大きく手を入れてしまうので、「元になる雑誌連載は(特に読者には)読んで欲しくない」とおっしゃってます。 今は「毒親の謎(仮題)」が某誌に連載中/一時中断ですが、上記の意向により公式ブログではお知らせがありません。よって、ファンサイトでも雑誌連載情報をのせていません。 一方、エッセイやコメントの掲載情報は公式ブログでお知らせがありますよ。 お礼 - 櫻井 2014/03/13(Thu) 23:00 No.271 なつせさんお忙しいなかでお返事を賜り有り難うございます。雑誌などに既発表の小説を単行本として刊行するにあたり大幅に書き直したので、もとのものは読まないで欲しい、という意向はよくわかります。ただ、例としてあげられた、現在連載(一時中断とのことですが)されている「毒親の謎(仮題)」についても、同じ意向で掲載誌も伏せているというのは、私にはどういうことなのかさっぱり理解できません。今、まさに書いているものも読まないで欲しい、というように受け取れもします。「そんなアホなことあるかいな」です。また、掲載されているのに「仮題」というのも何のことなのか。姫野さんの作品は、単行本にする際に書き改めるので、連載の間は、すべて「仮題」が付されるのでしょうか。これらのことは、この場に集う「姫野ファン」の方々には常識なのかもしれませんが、ここ数年の読者にはわかりかねます。来る場所を間違ったのか、来るのが早すぎたのかもしれませんね。失礼しました。 Re: 姫野さんの最新作 - 楊 2014/03/14(Fri) 03:12 No.274 そう言えば、よるねこ連載時にもそのようにご案内されていた記憶があります。連載完了後にその雑誌の出版社から単行本を出すための、非経済的色彩があり、また、連載途中でも出版の都合で打ち切り、部分採用などで単行本出版に踏み切る場合もある。なので、熱心なファンの方にでも、積極的に「雑誌を買って読んで下さい。」とは申し上げられない。と言う趣旨だったと思います。そう言えば、僕は、別の作家さん(ていうかミュージシャン)が雑誌に掲載していたのを楽しみに読んでいたことがありました。ところが、ある月、「バカ言ってんじゃない。」ちゃんちゃん。と、落語の冗談オチのように突然最終回になりました。唖然としたのですが、しばらく後に、ちゃんとまとまった一冊の本として小説が出版されました。僕は「なるほど、姫野先生がお薦めできないとおっしゃるのは、こういう事か。」と納得しました。なつせさんもファンサイトの管理人として、姫野先生の方針に沿ったご案内しか出来ないでしょう。では、フリーのファンである僕が(と言うとやはり出しゃばりなんでしょうけれど)こっそり情報をお伝えしますデス。まず、現在姫野先生が取りかかっている作品は、今でも遡って聴ける、ラジオ番組で語られています。ラジオ日本「大森望、豊崎由美のラジカントロプス2.0 文学賞メッタ斬り!スペシャル 結果編」2013/1/20(月)25:00~放送分http://www.jorf.co.jp/PROGRAM/radio.phpおまけ、「姫野カオルコ 連載」で検索した結果、連載雑誌が見つかりました。櫻井さんも検索してみてくだされ。季刊で、2月号にvol.24が掲載されている模様です。(ちなみに、最近僕は雑誌を読んでません。)犬の話しは見つかりませんでした。んだば、またね。(さっき地震があって、東南海大地震かとビビった。) お礼 - 櫻井 2014/03/14(Fri) 09:30 No.276 楊さん、ご説明を賜り有り難うございます。ご案内のラジオ番組は聴いております。「不思議やなあ」と思いながらも、昨夜、雑誌にあたりをつけて、図書館の蔵書検索でいくつか見付けました。ご指摘の季刊雑誌も他の巻を含めてリクエストを致しました。 お詫びとお礼 - 櫻井 2014/03/14(Fri) 11:15 No.278 なつせさんへお詫びとお礼を申し上げます。楊さんのご指摘もあり、「ラジカントロプス」を聞き直しました。「謎の毒親(仮題)」は、現在連載しているものを単行本にする際の「仮題」ということでしたね。申し訳ありませんでした。 Re: 姫野さんの最新作 - 都子 2014/03/14(Fri) 21:13 No.280 櫻井さん初めまして。雑誌掲載作を読んで欲しくない、というのは多分ちょっと大げさで、無理に買って読まなくても良いですよ、って事だと思います。と言いますのも、現状、月刊小説誌は、月刊ゲラ、と茶化されることもあるくらいなので…今多く刊行されている連作長編、と言いますか、各章の登場人物が緩く繋がっていて、全体としてみるとひとつの作品、という作品群は、小説誌に連載しておけば原稿の取っぱぐれもないけど、雑誌として単月読んだだけでも分かるようにしなくちゃいけないから…という事情で量産されるのだと推測します。それはそれで面白い作品も沢山あるのですが、またこの構成か〜、ちょっと食傷気味、という読者や作家さんも多いのではないでしょうか。姫野さんが単行本になる際全て書き下ろされるのは、連載中の作品が一冊になった時にバランスが良くないとお考えになるからでしょうし、完全な物を読んで欲しいという気持ちからの「読まなくて良い」なのだと思います。とはいえ、出版社は原稿料を、雑誌の読者は代金を支払って読むのだから、不完全なものを書いている、という事ではないと思います。あくまで雑誌掲載時と単行本は「違う」のだと理解しています。私も姫野さんのファンになった当初、ちょっとでも姫野さんの紡ぐ文字を読みたい!と渇望していましたので、「ダカーポ」の連載のみならず、女性誌のちょこっとしたコメントでも貪るように読みました。ネット環境が整ってからは真っ先に「姫野カオルコ」と検索したものです。ファンはきっと櫻井さんと同じ気持ちですよ。 Re: 姫野さんの最新作 - なつせ 2014/03/14(Fri) 22:39 No.281 新刊を出すに当たって、まず文芸雑誌に細切れに連載して、これを纏めて長編の単行本にすることが多いです。 姫野さんの場合、雑誌掲載1回分でもそれなりに読めるものにしていることもあるのか、長編にまとめたときには連載時のものとは全く別物に書き直されています。これは毎回そうです。 さて、全く違うものになるとはいえ、それでも新刊長編の原案になる雑誌掲載分の内容を先に知っていると、新刊を読むつもりの人にはネタバレな感じになることもありましょう、とういのはご理解頂けますでしょうか。これは、人によっては読書体験を損なうと感じると思います。 新作予定の連載は文芸雑誌に発表されているので、読むのは自由ではあります。 Re: 姫野さんの最新作 - 楊 2014/03/15(Sat) 03:49 No.282 僕は、ネタばれおっけぇ。先ず奥付近くのエンディングを読んでから、そこに至る過程を楽しむタイプです。「ふーん、主人公は、無駄死にするんだな。」と理解してから、読む方が好みです。逆に、最後まで読んで、「えー、そう言う仕組みなの?」と理解する構成は苦手です。アンフェアに感じます。(例えば、乾くるみの「イニシエーション・ラブ」。とても凝った構成に対して評価が高い小説で、僕もこの構成を大変面白いものだと思います。ですが、それを知らずに読んだので、僕はラストまで読んで、その構成を理解した際、大変不愉快でした。事前に、これはこういう構成だから。と思いっきりネタばれを教えてもらってから読みたかった。)と言う僕の読書嗜好は極端だと思います。が、この類の人も、(少数派かも知れませんが)ある程度はいると思います。マニアック自慢(自己満足ですが)に雑誌掲載から読破し、単行本になった際に読み返し、「そう来たか!」と、著者の意図を推察して大喜びするのもオツなものです。ちなみに、キンコンカンコンの雑誌掲載ページを切り取って、今でも保管しています。ただ、この趣味は、完全な自己満足であることを覚悟せねばなりません。ネタばれになるから、掲示板ではコメントできないし、途中で「主人公は、車にはねられて死にました。」と突然終わっても、あらかじめ戒められているのですから、怒るのも筋違いです。単行本になれば、雑誌掲載版の感想を述べる機会はありません。ちなみに、僕も今は雑誌連載は追っかけていません。(積ん読が山ほどあるのに、上記のような偏執狂的な読書は出来ません。)もうしばらくして、楽隠居出来たら、やってみたいカモ。 重ね重ねのお礼 - 櫻井 2014/03/16(Sun) 15:00 No.283 都子さん、わかり易くご説明を戴き有り難うございます。「無理に買って読まなくても良いですよ」ということなら安心します。姫野さんはなんと控え目な方なのでしょうか。さて、単行本になる際に筆が入るだけでなく、さらに文庫本になると全くの別物になってしまうということもあるようですから、単行本だからといって安心はできません。いやいや、文庫本でも電子書籍でも同じです。年数を経て作者の考えが変わることは自然でしょうから、いずれも、その折々の作者の営みであると考えて、無理のない範囲で読んでいきたいと思います。楊さんもなつせさんも有り難うございます。 Re: 姫野さんの最新作 - なつせ 2014/03/16(Sun) 22:23 No.285 楊さん、都子さん、お疲れ様でした。 姫野さんの最新作 - 櫻井 2014/03/18(Tue) 19:59 No.288 姫野さんの最新作として、「京都・東華菜館の謎」(『yom yom』vol.29、2013年夏号掲載、新潮社、2013.08.01.)が、公式サイトの「最近況」及び姫野ブログ(2013.08.05.)に記載されていました。えらいすんませんでした。
2月2日。朝日新聞見てたらトーハン調べ今週のセールスベスト1でした。ビジネスマンとしてはうれしいですね。
Re: 売り上げ第一位! - なつせ、管理人 2014/02/03(Mon) 08:30 No.234 直木賞を獲るって、こういうことなんですね。 ぜひ他の作品にも触れてもらえるよう、ファンも頑張らないと! 次にお薦めする本 - 楊 2014/03/11(Tue) 21:39 No.267 ”昭和の犬”を「直木賞ならば、」と手に取った読者に、「次は、この一冊をどうぞ( ^-^)_旦~」とお勧めするなら、なんでしょう?時代背景が似ている「リアル・シンデレラ」でしょうか。が、ファンタジーの要素を理解しない人(>exp. 俺!)が読むと、「よくわからない。」となりましょうか。ご意見求む。 Re: お薦めする本 - 櫻井 2014/03/12(Wed) 22:50 No.269 「姫野ファン」には至らぬ読者ですが、『特急こだま東海道線を走る』です。ジャケットも好きです。 Re: 売り上げ第一位! - きょん 2014/03/13(Thu) 23:25 No.272 25年来の友人が、私が直木賞の授賞式に招待していて頂いたという話をしたら、興味を持ってくれて。ツ、イ、ラ、クを読んではまったそうです!「なんで今まで読まなかったんだろう!」と悔しがってました。オススメを聞かれてとりあえずハルカエイティとリアルシンデレラをお薦めしたら、その足で買ったそうです。また、感想きくのが、語り合うのが楽しみです。やっぱり直木賞ってすごい! Re: 売り上げ第一位! - ノリコ(きょん) 2014/03/13(Thu) 23:28 No.273 名前間違えました。ここでは、ノリコでした! Re: 売り上げ第一位! - 楊 2014/03/14(Fri) 03:33 No.275 きょんさんって、ノリコさんだったのかぁっそれでは中間集計。「リアル・シンデレラ」光文社文庫2012/6「特急こだま東海道線を走る」文藝春秋2001/10/30「ツ、イ、ラ、ク」角川文庫2007/2/25「ハルカ・エイティ」2008/10/10文春文庫小説の文庫最新刊は、リアル・シンデレラですね。 Re: 売り上げ第一位! - 都子 2014/03/14(Fri) 20:33 No.279 私は『リアル・シンデレラ』が現時点で最高傑作だと勝手に思ってるのでおすすめします。ファンタジーテイストが入ってるのが、また良いんですよ〜。次点『ツ・イ・ラ・ク』ですね。ジェットコースターに乗ってるように感情が揺さぶられる作品ですね。個人的に、人生が決定づけられた作品であることを差っ引いても2003年に読んだどんな小説よりも面白かったです。長編は疲れるわ、という方には『サイケ』と『蕎麦屋の恋』を。イーストプレス版の『蕎麦屋の恋』には「スワンの涙」という親指シフトキーボード愛にあふれる作品も収録されてましたね。 Re: 売り上げ第一位! - 楊 2014/03/17(Mon) 03:11 No.286 まとめます。イチオシ!「リアル・シンデレラ」光文社文庫2012/6 \720 Kindle版もあります。 長編小説の文庫としては、最新刊。 時代背景は「昭和の犬」と同じ。 少しのファンタジー要素を含むところが素敵。 週刊ブックレビュー2010年末特番で、中江有里が取り上げ、児玉清と共に、ラストのシーンが素敵である旨を述べたときの中江有里の表情が素敵だった。(僕(楊)の個人的な感想です(笑)) 第143回(2010年上期)直木賞候補。 ただいまKindle版、単行本が「昭和の犬」に続いて売上第二位です。次のオススメ!「ツ、イ、ラ、ク」角川文庫2007/ 2/25 \740 Kindle版もあります。 大恋愛小説 「昭和の犬」が直木賞を受賞するまでは、姫野作品の中で長らくベストセールスを記録していたヒット作。 現在でも、amazonのランキング(文庫)は三位の「リアル・シンデレラ」を大きく離して「昭和の犬」に続く第二位です。 第130回(2003年下期)直木賞候補 この作品以降知名度が上がり、もう「俺たちの姫野さん」という感じでは無くなった。ちょっと微妙な大ヒット作。 ちなみに、発売された当初、「この本は売れる!」とこのサイトで盛り上がっているところを、 某ちゃんねるで「オイ、取り巻きたちが狂喜乱舞しているぞ」と揶揄されてました(笑)この書き込みにあたり、amazonのランキングを調べたのですが、「昭和の犬」「リアル・シンデレラ」「ツ、イ、ラ、ク」に岩佐真悠子主演で映画化された「受難」(Kindle版が売れている)を加えた4作品が、セールスでは四強と言えるようです。これに続く第五位が「すべての女は痩せすぎである−真説・美人論」集英社文庫2004/ 6/25でした。つまり、コラム、エッセイとしてはこれがベストセールスなんですね。(ちょっと意外)と、言うわけで、以上は売上の裏付けがあるオススメ作で、以下は、ファンがオススメする「知る人ぞ知る作品」と言うことになります。「特急こだま東海道線を走る」文藝春秋2001/10/30文庫版は、「ちがうもん」2004/10/10文春文庫2004/10/10 Kindle版2014/ 1/17もあります。 現代を生きる主人公が記憶を掘り起こす手法で描かれた短編集(5作品) 主人公が振り返る年代は、「昭和の犬」と同じ1960年代前半。未就学児童の視線で追います。 記憶を掘り返した後の主人公の姿がどれも印象的な短編集です。 特に記憶に残るのは(そして、ファンの間で話題に昇るのは)表題作「特急こだま東海道線を走る」です。 「昭和の犬」では、子供は大人に対し、ほとんど無力なのですが、 「特急こだま東海道線を走る」では、機転を利かせて両親の危機を救います。 泣けます。今読み返して泣けてきた。この児童が利かす機転は、両親に気付かれてはならない機転なのですが、それを端から見ていて気付いている大人がいる! うん。今、読み返して確信した。「昭和の犬」で初めて姫野カオルコ作品に接し、感動した人には、 短編「特急こだま東海道線を走る」(「ちがうもん」に収録)をオススメすれば、 泣いて喜ばれること請け合いマス。結論が出た所で(^_^;)あとは、簡単に記します。「ハルカ・エイティ」文春文庫2008/10/10 第134回(2005年下期)直木賞候補。 激動の昭和を生きた女性が主人公。 平凡な人生を生きた主人公ですが、現代人が読むと、「不自由な社会でも、これだけ自分らしく生きることが出来るのだ。」と励まされる思いがある、爽やかな読後感です。以下二作は、今までご紹介した作品と異なり、クールで気が効いた作品です。多少毛色の違いがある作品をお薦めするのは、コアなファンの面目躍如となりましょう。(都子さん、ナイス!)「サイケ」集英社文庫2003/ 6/25サイケデリック・ファッションが最初に流行った六十年代後半から七十年代を小学生として過ごした少年・少女。彼らをフィーチュアした六編からなる短編集。アヴァンギャルドなテイストが、読んでいる僕を「俺って、ちょっと最先端?」と、気取った気分にさせてくれる短編集。コアなファンの人口に膾炙するのは文庫では二篇めに配置された「少年ジャンプがぼくをだめにした」です。主人公「わし」は、姫野さんが直木賞授賞式のスピーチで述べられた「マイノリティな感覚」、「マイナーな感受性」による悩みを打ち明けるのですが、この打ち明け方が、またアヴァンギャルドで、クールで、気が効いています。タイトルも良いよね♪「蕎麦屋の恋」角川文庫2004/ 9/25、(単行本は、イーストプレス2000/ 2/25)短編集。僕は、ほとんど「ストーリー命」の読み方をするのですが、この短編集に限っては、雰囲気=小説の舞台に吹いている風の温度、湿り気までも感じられたような印象が残っています。表題作が、本の半分程度を占める中編です。ちなみに、単行本のみに収録されている、「スワンの涙」は、親指シフトの小説です。ちなみに、amazonに単行本が中古出品されています。(今のところ、暴利を狙った金額ではないです。)
近所の本屋さんで、「昭和の犬」といっしょに「ツ、イ、ラ、ク」と「桃」「終業式」と、「バカさゆえ」が展示してありました。「バカさゆえ」がちょっとマニアック?かも。
Re: 受賞後 - 楊 2014/03/05(Wed) 07:41 No.255 角川の営業の人が頑張ってるんですね。と、思い、角川のラインアップを見てみると、近刊で言えば、風のささやき(2011)、ボヴァリー夫人(2003)、ほんとに「いい」と思ってる?(2002)、作家ってどうよ?(2004)となります。すると、やはり「バカさゆえ」は、角川でどなたかマニアックな方が押してるのかも知れませぬな。この文庫の解説は、最近Twitterで拝見する、伊藤和弘氏。マニアックな本の解説には、適任者でございます。タイトルもパロだったんですね。
昨日(2/20)帝国ホテルで第百五十回芥川・直木賞贈呈式、祝賀パーティが催されました。既に報道などで伝えられていると思いますが、姫野先生のスピーチが感動的でした。姫野作品を必要としている人がいること、その人のために書くのだ、ということをユーモアを交えながらのスピーチでした。(と僕は理解しました。)
Re: 直木賞受賞式 - ロク 2014/02/22(Sat) 00:37 No.244 私も姫野さんの話を聞きながらじーんときたのですが、涙を浮かべている方もいましたね。 姫野先生のスピーチ - 楊 2014/02/22(Sat) 00:45 No.245 つい、僕も泣けてきて、後ろを向いてハンカチで目を拭こうと思ったら、隣の都子さんも目を真っ赤にしていて、気付けば、それまで元気だった姫野カオルコファン集団がおとなしく感無量もーどでした。 姫野先生のスピーチ2 - 楊 2014/02/22(Sat) 04:35 No.246 それでは、ニュースが取り上げていないようですので、感動の姫野先生のスピーチの感動部分を、僕からファンのみなさんにお伝えしようと思います。(直木賞作家のお話を僕が文章にしようと言う無謀な試みです。あらかじめご了承をm(v_v)mちなみに、andre1977さんがツイートしているhttps://twitter.com/andre1977/statuses/436814874434215936も印象的でした。で、僕は、「私は甘いものが苦手です。」と、ファンにはなじみ深い姫野先生の嗜好をご披露するところからのお話しに感激しました。(以下、帝国ホテルの美味しい白ワインを飲んでほろよい気分の僕の記憶です。)「拙宅を訪れる方が、気を遣って持参される手みやげは、ありがたい。」「されども甘いものが食べられないのでもったいない。」「そのまま置くワケにはいかないので、知り合いに差し上げることになり、心苦しい」「ありがたい→もったいない→心苦しいの循環が悩みである。」と、ご自分の悩みをお話しされました。ご自分がマイナーな悩みを持っていることをお話しされたのかな?と思っていると、「私のマイナーな悩みは、甘いものが苦手だ、と大したことがないものですが、人がいれば、その数だけ、人に言いづらいマイナーな悩みがあるはずです。」と、ご自分の例から、他の方のもっと深刻な悩みへお話しを広げられ、「人は一回だけしか生きられない、限られた時間の中で、そんな悩みを共有出来れば、人生はより豊かになるはずです。」(って、この辺から、僕の記憶ははなはだ怪しいのですがm(v_v)m)と、深刻な悩みも、豊かな人生を送るための個性として捉える提案をされました。そんなマイナーな悩みを、これからも作品として記していく旨を述べて、このお話しをしめくくられました。僕は、姫野先生の作品を読んで、「あぁ、こんなマイナーな悩みでも、理解してくれる人がいるのだなぁ。」と、ありがたい気持ちになります。それが、姫野先生の作品を長く読み続けている動機になっているのですが、今回のスピーチを拝聴して思ったのは、そんなふうに僕が姫野作品に求めている気持ちを、姫野先生が理解してくれている。と、言うことでした。嬉しいじゃないですか。と、感激してたら、泣いちゃったわけです(;>_<;) フォロー求む - 楊 2014/02/23(Sun) 23:47 No.247 折角ファンを代表して呼んで頂いたので、ここを訪れる他のファンの皆様にもお伝えしたく頑張って書きました。(ちなみに無許可デス。)参加された他の方に、補足や訂正とかして頂きたく、お願いしますデス。 Re: 直木賞受賞式スピーチ - なつせ 2014/02/24(Mon) 22:08 No.248 20日贈呈式のスピーチを文字おこししました。http://hinenofan.hatenablog.com/entries/2014/02/24姫野カオルコ ファンのブログ はてなブログです Re: 直木賞受賞式 - つる 2014/02/25(Tue) 20:39 No.250 スピーチの書き起こし、有難うございます。ファンサイトのトップページの「ファンのブログ」から入ると「すっぴんは事件か?」の記事にとんでしまいます。是非とも、トップからも行けるようにしてください。どうぞよろしくお願いします。 姫野先生のスピーチ - 楊 2014/02/26(Wed) 02:10 No.251 おぉっ(!o!)なつせさん、ありがとうっ(;>_<;)http://hinenofan.hatenablog.com/entry/2014/02/24/220006↑はてなブログはコメントが書けます。みんなで盛り上げまショー\(^O^)/ジキルさんの情報掲示板?@にもhttp://himenoshiki.com/clipbbs/clipbbs.cgi Re: 直木賞受賞式 - 都子 2014/02/28(Fri) 21:34 No.252 わ〜、改めて読み返すと感動がよみがえります。本当にいいスピーチでした。明日からの丸ビルのイベント、田舎に帰ってて行けないので、今日仕事中に覗いてきました。TVで贈呈式の模様を35分の映像にして流してたんですが、やんさんと私の後ろ頭、見つけちゃいましたよ。だいぶかぶりつきで前に行ってましたね。 Re: 直木賞受賞式 - 楊 2014/03/01(Sat) 20:05 No.253 受賞お三かたの前が黒山の人だかりでした。舞台正面は、カメラマンが横に一列座っているだけでした。ラッキーにも二列目の特等席でスピーチを拝聴することが出来ました。そうですか。映っていましたか(^_^;)周りの報道陣が、スピーチの内容をあまり注視せず(それぞれ仕事に集中されていたワケですが)一所懸命シャッターを押していたり、メモをとっていたので、「ばかやろー、ここは感動する所だよ。」と、ポケットからハンカチを取り出し、大仰に後ろを向いて涙をぬぐったりして、感動をアピールしておりました。振り向くと、「あ、都子さんも泣いてる。」と思ったんですが、あれですね。報道だけだと、会場が盛り上がりませんね。やっぱ、本好きのファンが、あれだけいたから、会場盛り上がったんでしょうね。(と、我らの存在意義をアピール(^_^)vしてみる明日(3/ 2)の、マルキューブトークイベントhttp://hon.bunshun.jp/sp/akutagawa-naoki150どなたか、ご様子をお知らせ頂きたく。(トップバッターは、贈呈式会場で、我ら姫野ファンをサポートしてくれた辻村深月さんですな。(あの人、いい人ですね。)よろしくお願いします。
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