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『よるねこ』(集英社文庫2005年6月)

今月は姫野カオルコ初の恐怖(ホラー)小説短編集『よるねこ』を紹介します。ホラーと言っても血は流れませんし、えぐい殺人事件も起きません。密室も出てきませんし、武器もトリックも呪いも名刑事も電動ノコギリもジェイソンも出てきません。フレディーも斧も井戸もビデオテープも出てきませんし、黒髪もザワザワと延びません。

では・・・何が怖いのか?

まあそれを具体的に言っちゃあネタばれになってしまいますが、瞬間風速的な怖さではなくてジワジワとくる怖さ、つまり大人のための恐怖小説。どちらかと言うといわゆる「奇妙な味」系に属するかと思われます(元々姫野作品はジャンル分けが難しいのにねえ・・・)。 単行本発売時の帯や紹介文は「映画には絶対できない恐怖と残酷・あなたの潜在意識を煽る、姫野カオルコの新境地!」でしたが、今回文庫本の帯は大きな文字で「夢に出る」です。なかなかインパクトがありますね。

日常的な母親との会話から滲み出てくる不気味さが印象的な表題作の「よるねこ」。
意表を突かれる結末が何とも言えぬ味を醸し出し、ぐらぐらと足元が揺れるような感覚を覚える「探偵物語」
−−−吉田は力持ちだったので、倉庫に勤めていた。−−−という書き出しが実に絶妙な「心霊術師」
男には文句なしに怖い「女優」
など全9編を収録。「通りゃんせ」は単行本『サイケ』に収録されていた「通りゃんせ」を改稿したもの。


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